ふぁなしのサモンメイト攻略記

サモンメイトをゆったり攻略するブログです

実況!サモンメイト開始→クリアまで③

はじめに

今回の記事はサモンメイトを最初から最後までプレイする記事です。

殆どのストーリー、ダンジョン等に関するネタバレを含みますので、未クリアの方の閲覧はご注意ください。

 

前回記事はこちら。

迷いの森を突破し、女神の城攻略に向けて準備を進めておりました。

fanashi.hatenablog.com

今回の目標

本編に入る前にまず語りたいのが、天上神と筆者の思い出について。

天上神と言えば、サモンメイト屈指の強敵です。苦戦を強いられた方も多数おられるでしょう。

そんな天上神、12年前小学生だった筆者がどのように立ち向かったかというと……

 

圧勝でした。

あまり記憶が定かではありませんが、筆者のパーティはカオスドラゴン+スライム。

ATK特化で鍛え上げ、ダブルクローを装備したカオスドラゴンの6回攻撃。それをスライムのアップで更にアシストして一点突破を狙う。

初見プレイながら、コンセプトに関してはかなり完成度の高いパーティでした。

 

wikiを見ながらの攻略だったのでレシピもある程度把握しており、高ステータスのカオスドラゴンにアシストを掛けるアイデアも確かどこかからの流用だったような気がします。

 

ともかく、初見の天上神を余裕で倒してしまったんですよ。

なのでその後wikiや各所の雑談掲示板で繰り広げられる、「天上神強かったね~~」という趣旨の会話に対して具体的な共感が出来なかったんです。

 

それが今になっても若干の心残りでして……

せっかくの機会なので、天上神との戦闘で「苦労」をしてみたいんです。

しかし、今となってはストーリー攻略も何十回とこなした身。いくら天上神と言えど、真っ当に立ち向かえば取るに足らない敵です。

そこで、楽に勝利するビジョンは変えないまま「苦労」のみを得るため、今回はプレイに縛りを設けることにしました。

 

それが、「先制リフレクラ戦法を取る」事。

 

天上神は登場時期の割にAGLが高く、ほとんどの場合は先制行動を取られてしまいます。

そして全体無属性魔法、テンペンチーによりこちらの体力を大幅に削ってきます。

そんなテンペンチーをリフレクラで無力化する、というのが今回達成したい目標となります。

 

育成

育成においては、基本的にステータス値の高いモンスターを素材にしました。

海の女王以外の女王系は作れないので、物理特化の際はドラゴンロードを。魔法特化の際にはリザードマージ辺りを使用することにしました。

LV上げに関しては海の家で広告を視聴し、メタルスライムを狩る手法にて行いました。

後々の世界樹戦にも備えたいので、低+値ではありますがほとんどの素材をLV99にして吸収しております。大変でした……

 

 

パーティ紹介

計画中の期間も含めると170時間近くかかりましたが、おかげで強いパーティが組めました。

せっかくなので1体ずつ紹介致します。そうじゃなきゃ労力に合わない。

 

ケルベロス

まず先陣、今回の縛り内容である先制リフレクラを担当するのがケルベロスです。

やはり高速物理と言えばケルベロス、流石のステータスですね。

装備のおかげでDEFも悪くないので、天上神の物理攻撃にも耐えられそうな気がします。

 

 

デビルアゲハ

続いて、魔法担当のデビルアゲハ。

あまり起用したことが無いので選んでみました。この時点では装備が乏しいですが、ステータスはそこそこ確保できています。

ドワープ、リライフ、キュアラ、浄化の光等優秀な魔法を揃えてあるので、様々な場面で活躍できる優秀なモンスターです。

戦闘面では攻撃魔法だけでなく、アップやマヘラス等の補助魔法も多く習得しているためサポート役にも回ることが出来ます。

 

深海竜

パーティのsize2担当、今回は深海竜にしてみました。

こちらも「普段使わないから」という理由での採用になりましたが、デザインは結構好きなので使えて嬉しいです。いつか+5以下杯企画の海回か竜回でも使いたいですね。

深海竜は海系装備と竜系装備を兼ねられるのが強みで、天上神攻略時点でもかなり充実した装備品があります。

魔法構成ですが、特に変わった所はありません。吸収しているといつの間にか闇4になったので、ダクマムを覚えさせてみました。

 

 

海の女王

行動順最後は海の女王。前回記事でも活躍した個体です。

吸収によってリライフを習得したため、パーティの安定感がより高まりました。

レフライ攻略後は他種の女王が解禁されるため、今後はそれらを交えてさらに強化したい所です。

 

決戦、天上神

 

やっとここまで……

前回記事を書き上げた頃に一度会話しているので、一度戦闘を断って帰った後で2週間来なかった事になります。そんな仕打ち受けた後にカンストパーティ向けられるの、なんか天上神側が不憫ですね。

ここまでの苦労を背負って、いざ戦闘開始です。

 

今回は天上神戦だけで1記事分持たせようという魂胆から、戦闘中の行動すべてをログとしてお届けします。多分次回記事はすぐ出るから……

 

先制を取る図

 

やりました、先制です!

早速ケルベロスがリフレクラを使用。これで相手側は物理攻撃しか出来ません。

対して天上神はウラグルを使用、反射して無効化されました。

 

デビルアゲハのターンですが、反射状態の弊害でバフが使えないため騎士団召喚で削りに行きます。外れましたが……

 

続いて深海竜。size2を活かし、ダクマムを2回撃ちます。これで防御もかなり崩せたはずです。

前3体のパスを受け、パーティの主戦力である海の女王のマッドフロウが炸裂。700ダメージ超を叩き込みました。

 

あとは総攻撃してフィニッシュです。

ケルベロスの2回攻撃、デビルアゲハのウィンドで合計500ダメージ程減らすことが出来ました。

天上神の攻撃が来ましたが、ダクマムの影響か1ダメージに抑えております。凄い。

 

最後の一撃、深海竜のsize2を再び活かします。精神統一を使用し、MGCを高めた後のメガウェイブは711ダメージに達し、無事天上神を倒すことが出来ました。

 

書きながら操作してたんですが、2ターンでしたね…

 

 

(プレイ時間が)長かった天上神編もこれにて終了。

相当オーバースペックなパーティが完成したので、このまま最後までサクサク行こうかと思います。

あと2パートで終わる予定ですので、どうか最後までお付き合いください。

 

次回記事は↓こちら。レフライを攻略する所からです。

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実況!サモンメイト開始→クリアまで②

はじめに

今回の記事はサモンメイトを最初から最後までプレイする記事です。

殆どのストーリー、ダンジョン等に関するネタバレを含みますので、未クリアの方の閲覧はご注意ください。

 

それと前回記事はこちら。

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ネクスト城へ

王家の秘宝もこれで最後、3番目の地下階段でネクスト城へ向かいます。

余った装備品を売るとそこそこの額になったので、ミスリルの冠と法衣を買ってゴブリンメイジに着けておきました。DEFは100を超え、非常に頼もしいです。

 

そして呪いの迷宮ですが、☆2なのでフルメタルのDEFも高そうだと判断し、ハーピーとゴブリンメイジの魔法編成で道中を進めていきます。

この時点でのハーピーは鋼のクチバシ、精霊のマント、精霊のリングとそこそこ強力な装備品を所持しており、ウィンドとリフレクでボス戦性能も高くてかなり便利なんですよね。

ケワシ山で契約して間もないため耐久面の脆さだけが心配。拾っておいた命の木の実2個を使っておきます。

 

若干のレベル上げを行い、いざ強敵キングアーサー戦です。

やはり騎士団召喚がかなりの難関となり、体力の6~7割を持っていかれるのが痛かったですね。

回復役を連れてきていなかった事もあり、結局キュアラ草1個と羽数枚、やくそう多数を消費しました。

素直に前回と同じパーティで挑めば良かったかも。

 

モンスターの契約を行った後ネクスト城2階の全快草を回収し、地下の鉄格子部屋に向かいます。

 

ようやく船が手に入りました。しかし一旦神殿の町へワープし、今後の計画の準備を始めます。

計画とはすなわち、海の女王の制作。

この時点で作成できるモンスターの中では最強格のステータスを持ち、人型系統により装備品も強力な有能モンスターです。

キングアーサーの制作が若干面倒ですが、リターンを考えれば妥当な難度と言えるでしょう。

雑魚処理用のリザードマージも作りつつ、海の女王の準備を進めます。

 

さて、吸収計画も立てつつ2時間弱経ちました。

パーティメンバーも大きく変わったので、まとめて紹介しようかと思います。

メガファリンクス戦前
(今回から隊列を行動順にしています)

まずは先頭のケルベロス。デビル目玉を吸収したためウィークとリフレクラを搭載しているのが強みで、高AGLで先制を取って魔法反射を付与する役割です。今後手に入るダブルクローで攻撃役としての役割も期待できますね。

 

そして今回加わった主戦力、海の女王

複合魔法のマッドフロウに加え、強力な召喚魔法ファンクラブをも習得しております。更にキングアーサー製作時に由来するキュアラとフルキュアも覚えており、総合的な魔法性能が非常に高いモンスターです。

 

続いて、今回の育成作業を影で支えたリザードマージ。

高いMMPにより持続的な周回を可能とするため、レベリング作業の雑魚狩りに最適です。

 

行動順最後は飛竜。

今後の吸収で何かユニークなドラゴンに変化させ、ラスボス戦まで持っていこうかと考えております。

 

メガファリンクス戦は当然のごとく快勝。

AGL不足により先制リフレクラこそ叶いませんでしたが、特に問題もなく全員耐え切り、海の女王のキュアラで体制を立て直し突破しました。

ファンクラブは雑魚戦、騎士団召喚はボス戦と使い分けるのが定石となりそうですね。

 

そのままドラゴンロード戦も行いましたが、こちらはケルベロスのリフレクラとウィークでほぼ完全な無力化に成功。単体ボス戦でのデバフ戦略はなかなか強力ですね。

快勝

その後、メンバーの変更もないまま不思議の森に到達。

一旦真っ直ぐボス階段へ向かおうかと考えておりましたが、ケルベロス用に幻獣の毛皮が欲しかったので若干寄り道。

かなり複雑なランダム地形を引いたらしく、ボス階段までに相当数のエンカウントがありました。

 

デビルエレメント戦前

ボス戦です。ここでもリフレクラ+ウィーク戦法が功を奏し、デビルエレメントの代名詞であるダークネスを一度も受けず勝利することが出来ました。

 

 

キリのいい所なので今回記事はこれにて終了、次回はいよいよ女神の城を攻略します。

☆2で天上神と戦うのもかなり久々ですが、確立したボス戦術でどうにか立ち回れるかどうか……

 

次回記事は↓こちら。天上神戦です。

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実況!サモンメイト開始→クリアまで①

はじめに

今回の記事はサモンメイトを最初から最後までプレイする記事です。

殆どのストーリー、ダンジョン等に関するネタバレを含みますので、未クリアの方の閲覧はご注意ください。

 

経緯

サモンメイト完全ガイドの執筆中ふと気付いたのですが、

現在のモンスター解説ページには「各魔法の習得LV」の記載がありません。

早速全モンスターをLV1から育成し、何LVで各魔法を習得するか調査を行おうとしたのですが、一つ問題が。

現状筆者のメインデータは転生を重ねており、野生戦1回での獲得経験値が最低でも150を超えてしまいます。

すなわちLVを1ずつ上げていく丁寧な調査が不可能となっており、転生を行っていないサブデータの確保が必要に…

 

なってないんだよなぁ…

クリア済み未転生のサブデータなんか多分探せば5個くらい在ります!!

久々に1からサモンメイトやりたくなっただけ!!!!!始めます!!!!!

 

データ作成

まずはデータの作成を。

キャラ絵は適当にテンミリRPGのネットセーブ担当だった人(そうだっけ…?)、

難易度はせっかくなので☆2(ハード)を選択。

思い違いだったんですが、高難易度の警告って☆2から出るんですね。「かんたん」「ふつう」時代の名残かな…?

 

記念

王様との会話を終え、まず開くのは設定。

移動慣性OFF、レベルアップ表示は…普段ならOFFにしてますが、今回は付けようかな。

オシロ城のアイテムは強化剤や復活の宝玉なんかが優秀なので、忘れずに取っておきましょう。

 

いつもの

 

城を出ました。北の洞窟突破だけなら適当なパーティでも大丈夫ですが、今回は久々の☆2なのでメイジとの契約を粘ります。

北の洞窟突入前

北の洞窟攻略用のパーティはこんな感じ。普通ですね。

ゴブリンメイジには水の護符を付け、ボス戦性能を高めております。

LV上げも兼ねつつ宝箱を回収してから向かったので、ボス戦は特に難なく全員生還できました。とりあえずオークのみ契約し、一泊したのち次へ向かいます。

 

地下道に関しては特筆事項もなく、契約もせず通過しました。

ドロップ品も契約モンスターも渋い、その上毒だけ食らう厄介なダンジョンですね……

 

そのままムササビの塔へ向かったのですが、3Fにて触手目玉のサンダーを受けてゴブリンメイジが戦闘不能に。

☆1だと大した威力にならないのであまり意識しておりませんでしたが、☆2環境では脅威になり得るんですね。

鉄の剣等重要なアイテムのみ回収し、一旦降りてLV上げをします。

 

「降りたついでに何か変わったこともしたい」との思いから、普段一切使わない人食い草と契約しました。

現時点では何も決めてませんが、果たして何かの役に立つやら……

 

朱雀戦前

平均LV14、これなら大丈夫と判断し朱雀に挑みます。

面白さ優先で採用した人食い草は一旦控え、持ち得る最大の戦力をぶつけに行きましょう。

 

確かサイレンスが通るんですが、☆2朱雀のファイアラの威力が見たかったので不使用で。その後目論見通りファイアラを撃たれましたが、全員が防御コマンドを使用していたため案外10ダメージ前後で済みました。

元々低SPRの上レスピまで食らっていたゴブリンソードですら9ダメージに抑えられていたので、予想に反して被害は少なめです。

 

無防御時にはしっかり全員23ダメージ受けていたので、やはり☆2攻略時には入念なLV上げが必要ですね。

 

普段とは違ったルートでの攻略を、との思いからサソリンも契約に入れてみました。意図せずクイックラ使用者とスロウラ使用者が揃ってしまいましたが、AGL差を活かせる機会があるでしょうか……

 

小さな村へ到着し、本データで初めて道具の購入を行いました。

難易度の影響もあり結構な金額が貯まっていたので、思い切って不死鳥の羽を20個買ってきました。加えて鉄の杖1本、やくそう30個を購入してなお1000G近く余っております。

 

ケワシ山登頂前にメンバーを交代、秘密兵器として温存していた人食い草を導入します。

ボス戦でハーピーの行動前にスロウラを掛けられれば最高なんですが、AGLが足りるはずもなく断念。加速装置が欲しい……

 

若干のLV上げの甲斐あってか道中は特に苦戦せず、MP消費も抑えたままボス宝箱まで来ました。

飛竜戦前

飛竜戦は初動でハーピーが飛竜にリフレクを使用、

変わり種として若干期待していたスロウが完全に無力化されました。

反射が切れた後何度かスロウを撃ちましたが、特に効果の実感は無く普通に苦戦しました……

 

神殿の町が解放されましたが、本格的に吸収を始めるのはもう少し後回しにします。とりあえず人食い草については素材利用に限る、ということでオークに吸収させました。

次は悪魔の迷宮ですが、こちらは9層から成る長期戦のダンジョン。

新たにワーウルフを迎え、MP消費の少ない物理編成で下層に向かいます。

そしてボス戦直前でゴブリンメイジを編成し、ボス戦へ移行。

ギガデビル戦前

吸収したてで耐久の薄いオークには闇の腕輪を持たせ、ボス戦用の準備はある程度してきたつもりでした。しかし☆2ギガデビルはなかなか強敵で、自軍HPの約2/3を毎回削ってくるダークネスへの対処はなかなか厳しかったですね。

通常攻撃で30ダメージほど出してくるのも大変で、DEFの低いゴブリンメイジに攻撃が向くとほぼ瀕死になります……

 

判断ミスで即死するラインの接戦だった

途中危ない場面も多々ありつつなんとか突破。

周回や検証続きの昨今、久々にコマンドバトルの本質を味わいました。やっぱり何百回遊んでもサモンメイトは楽しい。

 

 

 

書いてると想像以上に長くなりそうなので、今回記事ではここまで。

次回は↓のリンクから。呪いの迷宮スタートです。

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不思議の森最速攻略の手法

転生周回において、1周あたりの所要時間に大きく関わっているのがランダム生成ダンジョンです。転生を行う上では悪魔の迷宮、呪いの迷宮、不思議の森と3つのランダム生成ダンジョンを攻略する必要がありますが、今回は不思議の森の時短テクニックをご紹介します。

 

まず、不思議の森は他2つのランダム生成ダンジョンと大きく異なる要素を持ちます。それが独自の地形生成システムであり、迷路のような地形が特徴です。

この迷路生成のアルゴリズムを知っておけば、ほとんど確実に迷わず出口に辿り着くことが出来ます。

今回は実際のダンジョンの全容をマッピングし、図解したものを3枚用意しましたので、早速そちらを見ていきましょう。 

赤:入口 青:出口 黄色:宝箱

 

図から分かる通り、不思議の森の全体図は7×7の正方形に収まるように生成されます。

そして入口は必ず左上、出口は左下に配置されます。

これを覚えておくだけで確実な攻略が可能になります。実際のプレイ中に考えることとしては、

①分岐路に当たった場合、基本的には下方向か右方向に進む

②正攻法で行き止まりに当たった場合、7×7の正方形を意識しながら迂回ルートを探す

 

これだけです。

体感では①だけでほとんどのパターンを攻略できますが、稀に下方向や右方向に行き止まりが生成される場合や十字路が生成される場合がありますので、そうなった際のリカバリーにも慣れておくとより便利です。

 

不思議の森の安定攻略は大幅な時短となりますので、転生周回中の方は是非頭に入れておいてください!

転生周回における太陽の迷宮ボス戦の最適解、作りました

ver2.1.0アプデから1か月弱が経ちました。転生周回の重要性がさらに高まりつつある現環境に適応するため、周回構築にもアップデートが必要と言えるでしょう。

今回は、「転生周回の初動役に全体攻撃魔法を覚えさせて太陽の迷宮ボス戦を突破しよう!」という趣旨で解説を行います。

 

当ブログで扱っている転生周回のパーティ編成に関しては予めこちらを参照ください。

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構築の目的

ボス戦の攻略に初動役が向いている理由として、以下の点が挙げられます。

 

まず、初動でボスを仕留めきることでクリアタイムの短縮に繋がること。

数ターンの差とはいえ、何百回と転生を繰り返す上では大きな時短になり得ます。

 

そして、MP回復の効率が良いことも理由の一つです。

パーティ内の他の2体はMP回復の機会が少ないですが、初動役は1周ごとにアイウチによる全回復を行います。ラスボス戦時に余剰として抱えているMPは完全な無駄となる部分なので、そこを利用して太陽の迷宮ボス戦での全体攻撃に充てる戦術は非常に効率的と言えるでしょう。

 

MPに関してもう1点触れたいのが、今までパーティ内の世界樹に任せていた全体攻撃を別のポジションに引き継いだことによる効果です。

これにより世界樹の担当する箇所はラスボス戦でのマキジバ3回のみとなりました。すなわち1周あたりの消費MPは150となります。

つまり、MMPが最大値の900となる個体を所持していた場合、丁度6周で世界樹のMPが0になります!

ここまで来ると効率化、というよりロマンの方が勝ってしまいますが、非常に美しいMP遷移が見られます。構築難易度はかなり上がりますが、サモンメイトファンなら試す価値は十分にあると言えるでしょう。

 

スペック

筆者はアシュラボーンを使用していますが、全体攻撃が可能なモンスターであれば何でも大丈夫です。属性も有利不利はありますが縛りはありませんので、後述する必要MGCと照らし合わせてお好きなモンスターを使ってみてください。

 

先ほど掲載した記事にもありますが、基礎的なスペックは以下の通りです。

・パーティ内で一番AGLが高い

・MMP、ATKが500以上

・コソーリ、ドワープ、アイウチを習得している

・全体攻撃武器(ゾンビウィップまたは五月雨弓)を装備している

 

ここに加えて、今回紹介する構築では太陽の迷宮ボス戦突破のためにMGCの条件が課され、そして全体攻撃魔法の習得が必要となります。

 

属性別・必要MGC

ここからは、代表的な複合魔法を使用した場合の必要MGCについて解説していきます。

まずボス戦で登場する雑魚敵2体に関しては、耐久力が低いため無条件で倒せるものとします。

本題となるのがボスのスフィンクスで、☆1難易度の場合MHP1015,SPR54という耐久ステータスを持っています。

これを突破するための必要MGCは以下の通り。

 

ジゴファイア(使用者が闇4火4の属性を持つ場合) : 540

グランダーク(使用者が闇4地4の属性を持つ場合) : 413

マッドフロウ(使用者が地4水4の属性を持つ場合) : 428

 

複合魔法で最も身近なプロミネンスに関しては、ボスの属性が火1光1であるためダメージが通りにくいです。

しかしフォトンリングを用いて火6光6の状態で使用することができればMGC505でボスを突破できますし、サンバイザー等により更に補正を掛ければそれ以下の数値でも運用可能となります。

 

尚、これらは実測値となりますので乱数による若干のズレが生じる場合があります。

検証した限りでは毎回突破が出来ておりますが、念のため表記の値を5~10程上回る値にしておくことを推奨いたします。

 

実例と吸収方針

ここからは、私が実際に作って運用している個体について紹介と解説を行います。

初動役

魔法は大量に覚えておりますが、使うのは最初の4つのみとなります。

属性は火4闇4で特に装備による強化を必要としないため、今後パーティ編成が変更となった場合でも柔軟に立ち回ることができます。

 

作り方ですが、こちらは以前使用していたアシュラボーンをベースにして作成しております。

以前の個体はドラゴンロードを主軸とし、光の女王を適度に混ぜつつ吸収を行ったため闇属性に1しか振っておりませんでした。

今回の改良ではその個体をベースとしつつ、ジゴファイアの習得と闇属性の補強を行うために地獄神を吸収し、素材としました。

地獄神はAGLが低く、パーティ内での最高値が求められる初動役には少々荷が重いモンスターと言えます。

なので高AGLのドラゴンロードやウィングドラゴンを素材として使用することで、元々のAGL600台を維持しつつ実用的な総合ステータスを得る方針としました。

 

今回の種代はだいたい1億Gでしたが、DEF等の不必要なステータス分を削れば費用を抑えて作成できるかと思われます。

 

 

この作例はあくまでジゴファイアを使用した場合であるため、各プレイヤーの選出するモンスター、魔法の属性によって育成方針は大きく変わるかと思われます。

 

転生周回の時短はかなり魅力的なので、資金に余裕のある方はぜひ狙ってみてください…!

大幅アップデート到来!LV上げの新時代

サモンメイトにアップデートが来ました。字面にするとあっけないですが、筆者は感無量の思いです。嬉しい。

前回のアップデートではクリア回数、転生回数による獲得経験値の増加が実装され、そこから転生周回という新たな要素が誕生しました。

そして今回のアップデートもまた今までの常識を大きく覆すものであり、今後の攻略に多大な影響を与えるであろう内容です。

 

ストアページによると、今回の更新内容は以下の通り。

・敵毎の獲得経験値上限が32767から9999999に増加

・広告視聴で獲得経験値が2倍になる機能の追加

・その他不具合修正

 

モンスターのLVカンストに必要な経験値は最大でも3710770であるため、今回のアップデートにより理論上1戦でLVカンストを達成することが可能になります。これは転生周回をある程度繰り返し、虚無の洞窟など獲得経験値の高いダンジョンにて戦闘を行なった場合には十分得られる経験値でもあります。

転生周回の重要性が飛躍的に上昇する環境となりましたので、転生用のパーティ構築が済んでいない方は是非この機会に。

また、今回のアップデートを考慮した経験値周回については一旦過去記事の加筆、修正という形で取り上げたいと思いますので、育成を行う際にはそちらにも目を通して頂ければ幸いです。

 

それにしても凄いアプデが来ましたね……

 

(関連記事)

転生周回の効率化をしよう 前編

転生周回の効率化をしよう 後編

パーティーレベル別 育成周回ルート集

サモンメイト完全ガイドの進捗 系図ファイル作成編

制作開始からおよそ1年半が経ち、少しずつ形になり始めた筆者のWebサイト「ふぁなしのサモンメイト完全ガイド」。

ここ最近難航していた吸収関連の機能に関して、ようやく大きな進捗がありました。

 

以前の記事でもご紹介致しましたが、『完全ガイド』にはモンスターの吸収経路を系統図にして保存できる機能があります。

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吸収系図作成機能

こちらの機能は、吸収のレシピを記した専用のjsonファイルを読み込んで系図を作成するシステムとなっております。そのため、利用には毎回別のjsonファイルが必要となります。

それらを手書きで用意するのはハードルが高いので、系図用のjsonファイルをwebサイト上で作成するための機能が別途必要です。それが今回の制作物。

 

系図ファイル作成機能

このように、web上で吸収の図を作成、編集できるようになりました。

各ブロックの「吸収を追加」ボタンをクリックすると、新たなモンスター項目が追加された後自動で図全体が整列されます。

 

あとはこの図をjsonファイル化する機能を追加し、諸修正を行えばひとまず完成となります。

その辺が終わったら早速機能を使いつつ+5以下杯企画の更新がしたい……