ふぁなしのサモンメイト攻略記

サモンメイトをゆったり攻略するブログです

吸収素材モンスターのおすすめと選び方

過去記事の再検証と自己査読を行うにあたり、実は当ブログにて昔から気になっていた記事があります。

それが、当ブログ最初の攻略記事である「独自基準による吸収素材実用性ランキング」。有り難いことに未だに多くのアクセスを頂いており、育成の参考にしてくださっている方も居るのではないかと思います。しかし、この記事は一見判断しづらいような、ブログ初期ゆえの迷走を大いに含んでいると言わざるを得ません。

 

前回ランキング記事の最大の問題点は、どういった層に向けた需要かが明確化されていない点にあります。

ストーリーのクリアを目的としているのか、もしくは対人戦で最低限の運用が可能なパーティを想定しているのか、はたまた本格的にステータスを上げたい場合なのかといったプレイヤー視点が足りていませんでした。

そして実際の数値とランキングに関しても、必要工数や素材の強さを考慮しておらず信憑性が不十分だったと言えます。

 

そこで、今回改めて有用な吸収素材について詳しく解説する記事を再投稿したいと考えました。様々な要素を考慮して全ての用途に対応する為、従来のランキング形式を撤廃して有用なモンスターを列挙していく形にします。

 

また、今回の記事はあくまで吸収素材に関するものであり、「単体で強い運用のできるモンスター」とは限らない場合がございますのでご注意ください。

 

あまり御託が長くなっても申し訳ないので、ここで本題の解説に入らせていただきます。

 

 

・ドラゴンロード

 

朱雀レンタル化のアプデによりストーリー攻略に必須の存在ではなくなりましたが、それでも育成においては重要な役割を果たすモンスターです。

全ステータスが優秀なため、いかなる場面においても有効に働くモンスターです。特に物理型の育成ではとりあえず使用しておいて間違いないモンスターだと思われます。

必要工数も+2と少ない上、不思議の洞窟だけで必要素材が全て揃う点も魅力と言えるでしょう。性能コスパ共に最上級のモンスターです。

Size2ドラゴン系は優秀なモンスターが多いため、他モンスターとの使い分けも考えられるようになると戦略の幅が広がります。

各ステータスの暗記は必要ありませんが、「ドラゴンロードは総合力、ウィングドラゴンはAGL、ビーストドラゴンはATK」と覚えておけば基本的には大丈夫です。

Wiki等で言われている飛竜や神龍は長期的に見ればドラゴンロードの下位互換となるため注意しましょう。

 

・女王系

 

女王系は主にクリア後の本格的な育成に向いたモンスターです。

伝説の女王を除けば全モンスターが優秀なので、当記事では系統丸ごと紹介します。

手間や+値を気にしないのであれば最もポピュラーなのが光の女王でしょう。

こちらに関しては今更言うことも無く、サモンメイト全体で見てもトップクラスのステータスを持つモンスターです。魔法型での育成がメインとなりますが、そもそもの物理性能やAGLも比較的高いため、育成の用途を問わず総合力の向上に繋げられます。

ただ1点問題として、AGLが非常に遅いゴーレム、スフィンクスを経由しなければ作成できないという点があります。これは素材のバステトとゴーレムに素早さの石や種をあらかじめ振っておくなどして対策しておきましょう。最終的な吸収結果にも案外響きます。

闇の女王も同じく高いステータスを持ちますが、AGLが低いためあまり優先して使用される機会は多くありません。闇属性モンスターの育成時や、パーティの兼ね合い上意図的にAGLを下げなければならない場合は闇の女王を採用すると良いでしょう。

AGLは対人戦などにおいては重要なステータスであるため、闇の女王を採用する場合は必ず事前に吸収のシミュレーションを行いましょう。

面倒な場合は、一度吸収してしまってセーブする前にステータスを記録してリセットするのも手です。

 

さて他の女王系ですが、基本的には+値が限られる対人戦用モンスターの育成に使用します。氷の女王などは対人戦において非常に通りの良いブリザンガを習得するため、積極的に活用したいモンスターとなっております。炎の女王は「モンスター使いからLV1で入手が可能」という非常に大きなメリットを持つため、伸ばしたいステータスに特化させたり他の女王系に繋げたりといった高度な育成チャートを組むことができます。

 

女王系はどのモンスターもsize1の中では非常に優秀なステータスを持つため、魔法型モンスターの育成を行う際には必ず候補に入れておきましょう。

 

・天上神、地獄神

こちらは作成にアイテムが必要となるため、クリア後の育成を前提としたモンスターです。

Size3モンスターは基本的に作成までの工数が多く、弱いモンスターも経由する必要があるため敬遠されがちかと思われます。しかし天上神と地獄神に関してはその心配が比較的少なく、素材として優秀な性能を持ちます。

成長タイプがDであるため、短時間でタイムコストパフォーマンスの良い育成を行いたい方にとっては多用出来ないモンスターですが、やはり総合力に関しては女王系をも凌駕する実力を持ちます。鈍足高耐久なステータスは一見取り回しが悪そうですが、吸収時の石の振り分けや他モンスターとの兼ね合いで改善できます。

なお、対人戦などの用途であれば天上神や地獄神を量産してそれぞれを吸収するより各種女王に変換して吸収した方が効率的です。パーティ内の役割の関係でMHPを高めたい場合や、周回用としてMMPの高いモンスターを育成したい場合は神の方が僅かに効率が上回ります。

 

ケルベロス

注意深く使えばストーリー攻略時からクリア後まで幅広く使えるモンスターです。

Wikiで非常に高く評価されていることもあり、物理型の万能素材と思われている方もおられるかと思います。しかし、ケルベロスは個人的には誰にでもお勧めできるモンスターとは呼び難いところです。

周知の通りAGLは全モンスター中トップであり、ATKもかなり高い上LV1契約も可能と良素材の条件をおおよそ満たしております。しかし耐久面に関してはかなり貧弱なのがネックで、DEF・SPRはそれぞれ全モンスター中140位台に位置しております。そのため、素材にケルベロスを使用できるモンスターは一点突破型の物理アタッカーかAGL特化の2択に限られます。

対人戦などターンを跨ぐ試合においては総合力が求められる場面が多く、ドラゴンロードの方が素材としての汎用性が高いです。とりあえず比較的速くて強いモンスターを育てたい、という場合にはドラゴンロードかウィングドラゴン辺りを使用しましょう。

しかしAGL特化で総合力を必要としない役割を持ったモンスターを育成する際にはケルベロスが適しており、先攻を取ってリフレクラやデバフ等を使用するタイプのサポーターを作成したい場面などではケルベロスを採用しましょう。

基本的にこういったモンスターは受け性能を意識せず作成するため、何らかの理由でMGCが必要な場合には風の子なども素材の候補に入ります。

 

サタンウォーリア

主にストーリー攻略時に便利なモンスターですが、クリア後でもそれなりには使える性能です。

作成難度の割にステータスが高いことが特徴であり、総合値はsize1モンスターの中で8位に位置しています。

AGLが非常に高く、ATKも実用的な数値であるため素材としてのポテンシャルは十分で、一応本人もダブルクローが装備できるためそのまま戦闘に加わったりも出来ます。

 

ストーリー攻略時における個人的なオススメはリザードアクスに吸収してステータスの底上げとする用法です。

この2体の組み合わせだけでワープ、キュア、身代わり、パワーアップ(デビルウォーリア由来)、ダクマム(サタン由来)など攻略で有用な魔法の殆どを揃えることができ、ダブルクローによる2回攻撃も可能となるため終盤まで大活躍する要塞と化します。

 

 

目的に合った素材の組み方

それぞれのモンスターには必ずステータスの特性、偏りが存在します。

自分の目的とするステータスを予め設定しておき、それに近い配分かつ高水準なステータスを持ったモンスターを素材に選びましょう。また、対象のモンスターを作成するまでの道中も必ず意識し、弱いモンスターや目的と合わないモンスターが中間素材に含まれていないか確認しておくと良いです。

目的の設定は具体的な数値よりも、レーダーチャートのように各値の比で考えると素材選びが楽になるかと思います。各モンスターのステータス順位なども参考にすると分かりやすいです。

ステータスと順位の確認には是非こちらの表をご利用下さい。

ステータス一覧 - Google スプレッドシート

 

まとめ

とりあえず現状のクリア後育成はこの辺りの素材で行うのが良いと思います。

追加の情報があれば追記を行いますので、是非また覗いてみてください。