はじめに
今回は、☆3難易度における虚無の洞窟B6Fにスポットを当てた経験値、金策周回について詳しくお話します。
まず虚無B6Fの大まかな概要ですが、出現する敵が4体で固定になっており、なおかつ経験値、G効率の良いモンスターが配置された周回用のエリアです。
現在のサモンメイトでは基本的にクリア後はこのエリアで育成、金策を行うことになるかと思われますが、周回を始めるにあたり懸念される問題が存在します。
懸念点と対策
まず虚無B6Fでは敵が野生時と比べて強化されており、☆3難易度ではHPが520~540程であるため全体魔法の使用がほぼ必須となります。Flash版時代のレフライ周回や現在の☆1虚無周回のように全体攻撃によって持続可能な周回を行うことができない以上、一般的には宿屋に頼ることになります。
しかし虚無の洞窟ではコソーリが使用できず、なおかつB1~B3Fの敵はHPが非常に高いため、MPが枯渇する度に宿屋に戻る手法は効率的とは言えません。
そこで、戦闘不能状態の味方1体をMP含めて完全回復できる世界樹が代替案として挙げられます。攻撃役をアイウチやリフユーラ後の魔法攻撃などにより戦闘不能状態にし、世界樹で蘇生することでMPを全回復させる手法です。
さらに再生の消費MPをカバーするために世界樹を2体採用して相互に蘇生を繰り返すことで、完全なMP回復ループが完成します。
効率化についての考察
しかしこの方法、実際に試してみるとよく分かるかと思いますが少し煩雑ですよね。
気付かずに攻撃役のMPを使い切ってしまった場合は、マキュア等で一度回復した後にアイウチを使用する必要があります。「攻撃役を戦闘不能にして世界樹で蘇生」という動作は可能な限り少なく抑えたいものです。
対策は単純で、
・1戦あたりの消費MPを抑える
・パーティメンバー全員のMMPを上げる
これだけです。早速考察してみましょう。
MMPに関しては石や種、吸収素材の選定などにより改良するしかないためここでは多くは触れませんが、手っ取り早く周回用メンバーを揃えたい方はこちらの記事を参照ください。
吸収素材モンスターのおすすめと選び方 - ふぁなしのサモンメイト攻略記
1戦あたりの消費MPを抑える方法ですが、まず攻撃役が使用する魔法を選択します。
これは個人の裁量に任せたい所ではありますが、当ブログではブリザードを強く推します。消費MP8にしてそれなりのダメージを持ち、なおかつ水属性であることが最大のポイントです。
消費MP自体はファイアラの方が少ないのですが、あちらは火属性であるため虚無B6Fに出現するミイラやアヌビス等に威力を半減されてしまいます。
そうなると全体魔法で消費MP5のトルネードで良いのでは?と思われそうですが、トルネードはダメージの計算倍率がブリザードと比べ遥かに劣るため、MGCカンストのモンスターでも虚無B6F突破が困難になっています。
(ここからはブリザードを選択した体で話を進めますが、他属性魔法を選択した場合でも大体同じ内容なので各自置き換えてお読みください)
ブリザードは複合魔法ではないため、ダメージ計算倍率の関係で虚無B6Fの敵に対して540ダメージを叩き出すのはそれなりにMGCが必要となります。個人での検証の結果、ブリザードで虚無B6Fを周回するための最低MGCは「570~580」程度でした。どうしても足りない場合は装飾品に闇の契約書を採用する手もありますが、できればモンスターの地力でカバーしてほしい所です。
MGCを何とか確保しつつ女王系などMMPの高いモンスターを経由して攻撃役モンスターを育成する事になりますが、ここで注意点が一つあります。
光の女王や闇の女王を育成する際は、素材となるモンスターが火属性に偏っています。特に何も考えず女王系を作っていると自動的に火属性になりがちなので、ある程度育ったところで氷の女王を2回吸収するなどして水4の状態をキープするよう心掛けてください。
攻撃役が完成すれば次に世界樹2体の作成ですが、こちらはMMP最優先で育てるのがベターかと思います。攻撃役と同じくアイウチの習得を忘れない事、そして攻撃役が戦闘不能になった時に敵を処理するマッドフロウ等の魔法を1つ覚えさせておく事を意識しましょう。
周回メンバー紹介
今回のまとめも兼ねて、周回に連れていくパーティをもう一度整理します。
まずは攻撃役です。ブリザード、アイウチを覚え、他の全体魔法は一切覚えていない状態にしてください。
シフトアップネット様にお伺いしたところ、自動攻撃時の行動は「その時に使える全魔法と通常攻撃に優先度を割り振り、ランダム性も加味して1つの行動を選択させている」との事なので、この構築にすれば自動攻撃設定時にブリザードが自動で発動するはずです。
(こちらは実際に検証済みです)
続いて回復役の世界樹×2ですが、再生とアイウチと念のためのマキュア、処理用の全体魔法を1つ覚えていれば後はなんでも大丈夫です。ステータスに関しては、基本的にMMPに振りつつ攻撃役のAGLを上回らないよう慎重に育成してください。
おわりに
今回はブリザード、再生を用いた虚無B6Fの周回方法をご紹介いたしました。
この体制が整えば経験値、金策周回がより楽になるかと思いますので、
種での初期費用はかかりますが一度検討してみてはいかがでしょうか。
今後の皆様の育成の助けになれば幸いです。